OISEAU BLEU YAMAGATA

ウエディング 2018/09/29

純白のウェディングドレス

こんにちは、山形の結婚式場、オワゾブルー山形、ウェディングプランナー兼ブライダルアドバイザーの稲田 卓也です。「寒いですね~」最近、夜がいっきに冷え込むようになりました。皆様方は、体調崩されておりませんでしょうか?

さて、今回は、ウェディングドレスに関するちょっとした豆知識をお話し致します。花嫁が着るウェディングドレスは純白であるのが定番です。しかし、元々西洋ではきらびやかなカラードレスを着るのが主流でした。では、何故ウェディングドレスは純白になったのでしょうか?

実は、約170年前ぐらいにイギリス王室のヴィクトリア女王が純白のドレスを結婚式で着たのが始まりとされています。彼女は、その当時にはあまり例のなかった恋愛結婚をした幸せな女性でした。夫となったのは彼女の従兄弟であったアルバート公だったことでも知られております。幸せに胸をふくらませた彼女の結婚式の様子は、当時の若い女性たちの憧れの的になったのです。そして、今までの結婚式とは異なる純白のシルクサテンを素材としたウェディングドレスは、瞬く間に大人気となります。昔は高価なものであったレースやシルクなどの素材が、次第に安い価格で多く生産できるようになったことも人気に影響しました。一般的な結婚式でも花嫁が純白のウェディングドレスを着るという風習が広まるのにそれほど時間はかからなかったようです。

その後、日本でも純白のウェディングドレスが一般人の結婚式で普通に着られるようになりました。結婚式の時に花嫁が純白のウェディングドレスを着る意味として、「夫であるあなたの色に染まりたい」という気持ちが込められているのだそうです。愛しあう二人が一緒に二人だけの色を持つ家庭を作るという素敵な意味合いがあるのではないでしょうか?さらに、白色には清潔感があって純潔という意味も込められています。

西洋では、貴族たちにとって結婚は家同士を結びつける儀式とされていました。そのため、花嫁が婿家に染まるようにという意味でも、白いウェディングドレスが用いられたのです。昔は、結婚式の時だけウェディングドレスを着るのではなく、結婚した後でもそのドレスを着続けるという習慣がありました。ですから、中流階級とされる人々が結婚式を挙げる時には、その後も着られるカラードレスが作られることが多かったようです。

現在結婚式の際にあこがれというところからウェディングドレスをお召しになる方も多いかと思いますが、こんな深い意味があります。是非、ドレスの試着では、こんな想いも胸に入れて頂きながらドレス選びが出来るともっと記念となる、記憶に残る運命の1着となるのではないでしょうか?

お知らせ ウエディング 料理 2018/09/28

oh! にぎり!

こんにちは!
山形の結婚式場オワゾブルー山形スーシェフ寒河江正樹です。

9月も終わりに近づき、間もなく10月がスタートしようとしています。

この前までの暑さもなくなり過ごしやすい季節になってまいりました。
皆様は秋の名物の芋煮は食べましたか?

最近、結婚式でも芋煮を振る舞うことがあります。そして、芋煮会には脇役のおにぎり!今回はおにぎりについてお話ししたいと思います。

 
さて、先週の結婚式でおにぎりのBuffetを出しました。



3種類のおにぎりと、トッピングに梅干し、海苔、高菜などを準備し好きなもので食べてもらうスタイルでです。

その他に味噌おにぎりなども加え色とりどりにし楽しんでもらいました。中でも、メインとなったのがウェディングケーキ入刀の代わりに一升の米で作った三角おにぎりでの入刀が行われ、初めての経験でした。
そして、皆様はおむすびの日があることをご存知でしたか?1月17日がおむすびの日なんですよ!そして、その日を忘れてはいけない日が阪神淡路大震災です。

ボランティアの手で炊き出しが行われ、直ぐ食べられるおむすびが配られたそうです。その後、おむすびの炊き出しをしてくれた事への感謝の意味を込めてお米の大切さ、食生活を見直す運動が現在のご飯を食べよう国民運動推進協議会になります。

この平成12年に定めたのがおむすびの日という訳です。

おむすびのむすびは結ぶに繋がりますし、人と人が手を結びといった意味を込めておむすびの日なのかもしれませんね。そして、なんとおにぎりの日というのも存在しそれが6月18日なんです。
もう一つ、おむすびとおにぎりの違いもあるんです!おむすびは三角形を示すもので、丸いものがおにぎりとなってるみたいです。それと、実は東日本ではおむすび西日本ではおにぎりと呼ぶ地域によって違うみたいです。
今はおにぎりの中身も色々あって迷う人もいると思いますが、やっぱりおにぎりは梅干しに海苔巻きが元祖ではないでしょうか?最後はもちろん、自分の好みですが!


それでは、Merci beaucoup !
その他 カフェ TREE 2018/09/27

バラに守られたワイン達。

こんにちは

オワゾブルー 山形キッチンスタッフの福田チカラです。

すっかり秋です。

週末ともなれば馬見ヶ崎川から流れてくる芋煮の香りが我が家の部屋を占拠する様になりました。
日に日にこの香りが強くなってくる事に
嬉しさと羨ましさと少しの寂しさを感じながら小さい秋として楽しんでいる今日この頃ですが
皆様は如何お過ごしですか?

さて今日は有機栽培ワインについて考えたいと思います。

 
有機栽培ワインとは、農薬、化学肥料、除草剤を最低3年は使わなかった畑から造られるワインを指し、化学物質に敏感な人から見れば有難い代物です。

自然環境にも優しく、これら化学物質を使用しなければ、ある種では安心安全とも言え消費者にも嬉しいワインです。
「じゃ、全部有機栽培にしちゃえば良いのに!」
「昔は全部無農薬だったんでしょ?」
っと思われそうですが、現代はそんな簡単な話ではない様です。



今と昔では葡萄の病気の数が違い、必要とする薬の数も違っています。
人の移動が激しくなるにつれ、思いもよらない場所から病気がやってきて葡萄畑に壊滅的な被害を与えているのが原因です。
ワイン大国フランスでも何度も葡萄畑の地図を塗り替えられてきました。

人間の世界でも、あのコレラでさえ元々はインドの一部にひっそりと潜む風土病みたいな病で、長ーい時間をかけて原住民と共存していましたが、蒸気船の発展により外国人が次々に現地に立ち入る事で世界中に広がってしまいました。

そして今はもう飛行機の時代。病気が空から降ってくる様な時代ですから、防ごうにも防ぎきれない。
話しがズレてましたが農薬の話に戻すと
畑が全滅のリスクを考えると農薬に頼る気持ちも理解できます。

 

しかし!農家さんだって、出来れば農薬なんて使いたくない。

そこで考えだされたのが畑の周りに【薔薇】を植える方法。

この方法には賛否がありまして、否の説明はなんやかんやでスッ飛ばし、賛の方だけ説明させていただきますと、

薔薇は特定の病気に敏感で葡萄よりも速く症状が出始めます。


畑を見守るセンサー的な役割をしてくれ初期症状が薔薇に出始めたら、ブドウにも予防薬を散布するという方法です。
この方法では、ごく弱い薬品の使用で済み手間も最小限で抑えられるという方法です。

完全な有機栽培とはいえませんが、出来るだけ農薬に頼らない工夫が施され、今や多くの畑で試されています。
消費者や環境にも嬉しい限りです。
さて、随分と長くなってしまいましたが、

有機栽培って大変なんです。
有機栽培ではなくても農薬を極力抑えている所が多くあるんです。

ワインって美味しいって事なんです。

 

というシンプルな今回のお話でした。
ありがとうございました。