OISEAU BLEU YAMAGATA

これから結婚式を挙げる方へ 結婚式にまつわるエピソード 2022/04/27

おもいを綴る

こんにちは!オワゾブルー山形 セレモニーアテンダーの吉田朝香です。

春。桜のシーズンが訪れ、だんだんと葉桜になってきている様な今日この頃。家でも「あそこの桜きれいに咲いていたよ」と季節の話をすることが増えてきました。皆さんはお家でどんなお話をされるでしょうか?今日の出来事や、今思っていること。それは声に出して伝えていますか?文章で綴って伝えていますか?

さて、はなれている相手に想いを伝える手段。電話が無い時代には手紙が主流でした。相手を想って筆を走らせる時間はとても素敵ですよね。私も、携帯電話を持たなかった小中学生の頃は、友人と手紙の交換、所謂文通をしていました。面と向かって言えなかった言葉も、なぜか文字にしてみると素直に書き進められることもあります。コミュニケーション手段が様々ある時代だからこそ、言えなかったことを伝える機会は大切ではないでしょうか。そんなお手紙は結婚式でも、今までの想いとこれからの決意を表す手段として用いられることが多いです。

例えば親御様への感謝のシーン。__新婦手紙。お嫁に行くご新婦様から今まで守ってくださった家族への感謝の手紙。ずっと伝えたかったこと、いつも思っていた想い。言葉で直接伝えるには難しい言葉でも、手紙として一度文字にすると不思議と素直に伝えることができます。言葉を綴る時間に苦労されたという花嫁様がほとんどですが、その表情はどの花嫁様もとても穏やかでした。

そして挙式では、おめでとうという気持ちを誰よりも伝えたい__親御様からおふたりへの祝辞。おふたりへの祝福の言葉を伝えられる唯一の時間。おふたりのことを一番近くで見守り、一番祝福している親御様から、当日おふたりへの想いを伝えていただくことができます。手紙におふたりへの言葉を綴って、プレゼントしていただくこともありました。力強いおめでとう。これからも幸せで。どの言葉もおふたりにとって特別な宝物になると思います。

披露宴の終盤、見守ってくれた、祝福してくれたゲストの皆様への感謝__新郎挨拶。このシーンでも手紙を用いることがあります。参列いただいた方に向けての感謝と決意を述べるシーン。大切な挨拶だからこそ、伝えたいことを漏らさぬよう予め綴った手紙を読み上げる。そして綴られた文章の中には、これから時間を共に過ごすご新婦様への想いが。そんな素敵な時間は、手紙があるからこそ創り上げることができると思います。

普段過ごしている中で、伝えられない想いはありませんか?大切な想いを伝えられる時間。特別な日だからこそ、そんな時間を一緒に創りませんか?

結婚式にまつわるエピソード 2022/04/06

祝福のじかん

こんにちは!山形の結婚式場 オワゾブルー山形 セレモニーアテンダーの吉田朝香です。

4月に入り、すこしずつ寒さが和らぐ日が増えてきましたね。天気の良い日には青空が綺麗に澄んで見え、結婚式日和に。もう少しであたたかな過ごしやすい季節がくるのかなと、春の訪れを心待ちにしております。

さて、結婚式は挙式+披露宴という形が今も主流です。挙式は、おふたりがふうふとしての歩むことを神様やご参列いただいた方に誓う時間。披露宴は、ふうふとして誓いあったおふたりが、今までの感謝・これからの決意・これから一緒に歩む相手の紹介の時間です。他にもふうふとしての誓いを主に写真で残すフォトウエディング等、今結婚式の形はさまざま変化してきています。そんな結婚式の中で、おふたりが初めてご参列いただいた皆様から祝福の言葉をもらうのはいつだと思いますか?披露宴の中で過ごす時、お見送りの際に挨拶をする時、披露宴後それぞれで過ごす時…。実は一番最初に皆様から祝福の言葉をいただけるのは、アフターセレモニーです。

アフターセレモニーとは、挙式が終わった後の披露宴までの時間に行われるセレモニーのことです。おふたりは緊張の挙式を終えた、少し開放的な時間。ご参列いただいた方は挙式の感動と披露宴への期待で満ちている時間。お互いに笑顔の増える時間です。一番多く行われているのはフラワーシャワーです。色とりどりの花びらに祝福を乗せておふたりに言葉を掛ける。オワゾブルーでも一番多く選ばれているアフターセレモニーです。では、他にはどんなことができると思いますか?オワゾブルーで行われた祝福の時間を少しご紹介致します。

●フラワーシャワー:花びらと共におふたりを祝福します。白ドレス・タキシードのおふたりには一番映える演出です。

●リーフシャワー:オワゾブルーのシンボルツリーでもあるオリーブのシャワー。幸せを運ぶ木という謂れもあるオリーブの葉でおふたりを祝福できます。

●リボンシャワー:ご参列いただいた皆様との縁を結ぶリボン。これからもこの縁が続くように願いを込めます。

●バルーンリリース:おふたりの幸せが天まで届きますように、という願いを込めて。青空に色あざやかなバルーンが綺麗な演出です。

●リボンワンズ:鈴のついたリボンを振って祝福を。鈴の音は神様を呼ぶといわれています。

他にもオワゾブルーではおふたりとご参列いただいた方との時間創りを行っています。おふたりと皆様との祝福の時間もたいせつに創り上げていきませんか?また、おふたりへスタッフと一緒にサプライズを仕掛けることも素敵ですよね。結婚式における祝福の時間創りを、スタッフ一同心より楽しみにしております。

結婚式にまつわるエピソード 2022/03/23

ハレのち、雨

こんにちは!オワゾブルー山形 セレモニーアテンダーの吉田朝香です。

3月末に入り、雪の日は減り最近ではほとんど降らなくなりました。日中は青空が広がる日が多く、だんだん温かな季節“春”が近づいているような空模様ですね。

さて、季節によって様々な顔を見せる空模様。皆さんは雨の日は好きですか?結婚式の天気、晴れと雨ではどちらがいいでしょう?

きっと「晴れ」が好きな方が多いと思います。青空の下でフラワーシャワー。ガーデンを使っての演出。「晴れ」の日ならではの演出ですね。雨の日の結婚式は、「せっかくのお祝いの日なのに・・・」と肩を落としてしまう方が多いと思います。

そんな雨の日に、幸せの言い伝えがある、としたら。気持ちは少しでも「晴れ」になりませんか?

イタリアでは「Sposa  bagnata, sposa  fortunata」という言葉があります。イタリア語で「雨に濡れた花嫁は幸せになれる」という意味だそうです。雨は豊穣のシンボルとされており、その雨に濡れた花嫁は幸せになれるという意味だそうです。

さらにフランスでは「結婚式の雨は幸運をもたらす」とされています。神様のいる場所と自分たちがいる場所を繋ぐ唯一のものが雨であり、雨と一緒に天使が舞い降りてくると言われています。また、新郎新婦が一生涯に流す涙を、神様が代わりに流してくれているとも言われているそうです。

そして日本には、「雨降って地固まる」という言葉があります。雨が降った後は、地面が固くなり、より良い状態になるので、雨の日の結婚式は新郎新婦のキズナがより固くなると言われています。しっかりとした地盤の上で、これからの人生を歩んでいけるという素敵な意味になります。

雨だからできないこと、もありますが、雨の日にしかできないこともあります。

フラワーシャワーでメッセージの入った傘をさしていただきながらの参列。ウエルカムグッズにはてるてる坊主や紫陽花などの装飾。雨の日だから撮れる写真もあります。

ハレの日。もちろん、晴れの結婚式も素敵ですが、幸せの意味を持つ雨の日の結婚式も、素敵な日になると思います。

どんな天候でも、おふたりにとってご両家様にとって、ゲストの皆様にとって大切な一日。

そんな特別な時間をオワゾブルー山形スタッフ一同、お手伝いさせて頂きます。

些細なことでもご相談くださいませ。