OISEAU BLEU YAMAGATA

ウエディング 2017/09/27

だれかの幸せを想うこと

こんにちは。山形県の結婚式場 オワゾブルー山形の 菅原優花です。季節の変わり目の訪れで、普段の服装の袖の長さを迷うような日々が続いております。暑すぎず、寒すぎず過ごしやすいこの季節はご結婚式の前に新郎新婦様おふたりの和装やドレスやタキシード姿で撮影をされる前撮りの際のおふたりのご負担も軽く思われます。

その日、オワゾブルー山形の館へ徒歩で向かっておる最中、オワゾブルー山形の目の前でその前撮りが行われておりました。晴れた温かい日の下で、きらきらと輝く新郎新婦様の笑顔と純白のドレス。私と同じ方向へと向かう街ゆく人びとはそちらに視線を向けては笑顔を見せておりました。またある日の前撮り撮影では、お散歩中の園児のお子様方が道路の向かいから大勢で「おめでとうございます」とおふたりに向けてお声を合わせておっしゃってくれました。

新郎新婦様の幸せあふれるご結婚によって、おふたりと面識のない方やおふたりも気づかないところで周りの人びとが笑顔になっている。まちなかウェディングのそんな幸福な事実に気付かされました。



誰かを幸せにしたい、喜んで貰いたいそんな気持ちは性別、年齢など関係ありません。先日お会いした彼女達とのお話を少々させて頂きます。

それはパーティーの最中でした。小学生高学年くらいの女の子達がオワゾブルー山形の館内を訪れました。付添いの親御様は送った後、館を立たれたようで、6名の女の子達だけが手作りのお祝いの言葉が書かれた色紙と折り紙のブーケ、お手紙を持っておりました。サプライズで新婦様である先生にプレゼントがしたい。彼女たちがオワゾブルー山形を訪れた理由でした。パーティーの進行の中にプレゼントを贈呈するお時間は用意しておりましたが、内容は全く分からない状態。気持ちが高ぶって落ち着かない様子の彼女達と私は「作戦会議」を行います。ご案内を作戦会議と伝えたことで、彼女達は目を輝かせて私の言葉に耳を真剣に傾けてくれました。先頭は誰がなって入場するのか、誰が代表でプレゼントを持つ等、彼女達のわくわく、どきどきは止まりません。「じゃあ、私は中で待っていますからね。ドアが開いたらゆっくり進んでくださいね。」一足先に会場の中へ入り、彼女達の入場のタイミングをドアマンにノックで伝えました。コンコン!彼女達はどきどきした表情で、素敵なドレス姿の先生に近づいて行き、マイクをあえて使わず大きな声で一斉に「おめでとうございます。」とお伝えになりました。新婦様である、先生の目には思わず涙が。サプライズが成功した瞬間でした。新郎新婦様と記念にお写真を撮られた後、多くのゲストの方に拍手で見送られ退場を致しました。退場後そんな彼女たちと「作戦」の成功を祝して全員と私はハイタッチをさせて頂きました。「がんばったね。」「先生喜んでいたね。」「ありがとう!」彼女達の少しどきどきした後の手の平から伝わる体温と達成感に満ち溢れた表情が印象的でした。

誰かを喜ばせたい、誰かの幸せを祝いたい、誰かの為に一生懸命になる、私はそんな方々の味方であり仲間でありたいです。ある時は一緒に踊り、ある時は全力で黒子に徹し、ある時は・・。

全てはオワゾブルー山形のスタッフである私たちを信頼してくれた新郎新婦様の為に、ご家族様の為に、多くのゲストの為に。
カフェ TREE 2017/09/25

試飲とは試すのではない。試されているのだ!

こんにちわ

オワゾブルー山形キッチンスタッフの福田千加良です。

頬を撫でる風はいっそう冷たさを増し、ひと夏の思い出を振り返るには丁度良い季節になりましたね。
こうべを垂れた稲穂の上を、秋風が撫でる様な足跡を残して過ぎ去ると、蔵王山から少しだけ冬の足音が聞こえる。そんな気がしてならない今日この頃。皆さま如何お過ごしでしょうか?


季節の移ろいは早いもので、春は苺。夏はサクランボ。秋はラフランスと葡萄。冬は庄内柿。美味しいフルーツを味わっているとあっという間に1年が過ぎてしまいます。
流石はフルーツ王国山形。昔から果実酒文化が根付いていた事にも納得できますね。


さて旬のフルーツ香るここ山形ですが、今週は当店に酒類を納品して下さる酒屋さんのワイン試飲会からスタートです。

信頼できる酒屋さんは本当に凄く、私達に品質管理のアドバイスをくれたり現地の作付け状況を教えてくれたりします。我々にとって偉大な功労者である事に間違えありません。
(因みに勉強の為に行くのであって決してタダ酒目当てではありませんよ!)
今回は全体で約200アイテムの試飲。やや多いですが勉強の為全てテイスティングします(繰り返しますが勉強の為であってタダだからという理由ではありません!)



まずはオワゾブルー山形ではお馴染みの歴史あるシャンパンメーカー、ポメリー社のブースから始まります。





当然試飲する以上、感想を求められる訳ですがその時は自信無しげにキョドッてはいけません!
堂々と自分の意見を述べるのがポイントです。間違ってもフルーティという曖昧な言葉に逃げてはダメなのです。

意見を求められた時の顔も
∑(゚Д゚)←では×です。
ビビっていても余裕のある顔を作らなければいけません。




「どうですか?」


「ん~とても綺麗な酸味、しっかり辛口だけども重過ぎないバランス、そして強めに冷やすと出て来やすい雑味を見事に抑え後味までピュアな素晴らしいシャンパーニュですね」

ってな感じで、知ったか振り全開で答えるとインポーターとのキャッチボールが何と無く成立するのです(感想は本心ですよー)


話しも弾みポメリーのあまりの美味しさのせいで、このブースから出たくない思いでしたが、折角のタダ酒を飲める!…いやいや折角の勉強できる機会ですので断腸の思いで次のブースに移ります。

フランス→チリ→カリフォルニア→ポルトガルと渡り歩き、なんやかんや(雑)で2時間かけ全種類コンプリート。
最近までは圧倒的にフランス贔屓(ひいき)だった市場も、今は他国の味わいと価格に惹かれどの国も人気です!
新商品や現在の市場の流れなどの話を聞け大変よい刺激を受けました!



という事で、カフェTREEでは秋、冬に向け新しいワインリストを検討中です。
クリーム系、チーズ系などの消費が増える事に合わせて、白ワインもやや樽のニュアンスがある物だったり、赤ワインなら若干の甘味を感じる物などを検討しています。
是非楽しみにしていてください!

又、お料理も負けじと美味しい物を作ろうとキッチンでは大忙しです。
猫の手も借りたい状態ですが、それは食品衛生上叶わないので今は例の彼らの手を借りるとします。



 

頑張れポメリー君。しっかり褒めたからしっかり働いてね。
ウエディング 2017/09/24

街に笑顔が溢れる日

こんにちは!

山形の結婚式場 オワゾブルー山形 セレモニーアテンダーの今野美里です。

 

秋も日に日に深まり、オワゾブルーを囲む草木からも秋の虫の声が響くようになりました。七日町を歩く人々を眺めていると、ファッションも夏から秋へシフトし、温かみのある色を取り入れた方々が多く見受けられます。過ごしやすいこの季節がお洒落も出来るし1番好き!という方も多いのではないでしょうか。

 

秋はウエディングの人気シーズンでもあります。過ごしやすい気温に澄み切った青空。先週末もまさに恵まれた天候の中、結婚式を迎えたカップルの方々がいらっしゃいました。挙式後のアフターセレモニーでは、ゲストの皆様からの「おめでとう」の声掛けとともにパステルカラーのフラワーシャワーであたたかく祝福いただきました。フラワーシャワーは青空に映え、新郎新婦様と皆様が過ごす時間にイロドリを添えます。

 



 

エントランスでのフォトタイムも秋晴れの日には格別なお写真を残せます。オワゾブルーでは挙式後のフォトタイムがたっぷりございますので、ご友人様方ともたくさんお話をしながら心ゆくまでコミュニケーションをとることができます。新郎新婦様は挙式の緊張から解き放たれ、いつもどおりの笑顔が出るシーンでもあります。新郎新婦様を囲むご友人様方はもちろん笑顔。その光景を眺めていらっしゃるご親族様、親御様もあたたかな笑顔。通りがかりの町の方々も笑顔。散歩中の保育園の子供さんが一所懸命拍手をしてくださったこともあります。

 



 

「結婚式で七日町を元気にしたい!」という思いから出来上がったオワゾブルーですが、このフラワーシャワー・フォトタイムのシーンこそ、町の方々を笑顔にし元気にするパワーがあるなあといつも思います。ウエディングドレスを着た素敵な花嫁様を見て、たくさんのご友人様・ご親族様に囲まれた新郎新婦様を見て、「わたしも(ぼくも)いつか結婚式をしたいなあ。」「可愛いはなよめさんになりたいなあ。」と思っていただけるような結婚式を創りたい。未来へ繋がる結婚式で町を元気にしたい。「ボン・マリアージュ!(最高の結婚式を!)」を合言葉にオワゾブルースタッフから笑顔と元気の輪を広げていきます。