その他
2018/06/15
ちょっと昔話を
こんにちは
オワゾブルーキッチンスタッフの福田千加良です。
タイヤ交換をしたと思ったらすぐにコタツをしまう時期が来て、あれよあれよと衣替えの季節になってしまいました。
このままあれよあれよと夏が来て秋が過ぎ、冬を迎え、あっという間に一年が過ぎてしまうと考えると少しゾッとする今日この頃。
皆様如何お過ごしでしょうか?
さて今日は山形県産ワインについて考えてみたいと思います。
ではあれよあれよとはじめましょう。
山形は言わずと知れた果物王国で、葡萄生産も全国でトップクラスです。
伴いワイナリーの数も昭和初期から発展して今日に至ります。
では何故山形は美味しいワインを作ってくれるワイナリーさんがこれ程多いのかを皆さまはご存知でしょうか?
そこには戦争が深く関わっていると伝わります。
今日はそのお話で。
コルクを抜くとたまーに底面にキラキラしたガラスの様な物がくっついている時があるのですが
これは【酒石酸】と呼ばれるワインに含まれる有機酸の一種です。
実はこの酒石酸。
潜水艦のレーダー製造に必要な物で戦時中には日本軍からワイナリーにワインを作れるだけ作れ!という指令がありました。
物流規制が厳しかったあの時代にワインだけは作り放題だったのでどれだけ重要な事だったかは想像にかたいですね。
ワインから酒石酸を得る為に南陽を中心に県内のワイナリーは増えに増え南陽だけでも60軒を超え、それに伴い大量生産されたワインは一般市場にも流れていきました。
でもここで問題が…
酒石酸を無理に抜き取ったワインって美味しくないらしいんですよ(僕は飲んだ事ないですけど)
これが原因で「山形のワインは美味しくない」なんてイメージが当時はついてしまいました…
悲しい事です。
程なく終戦を迎え、酒石酸の需要もなくなると殆どのワイナリーは生食用葡萄栽培に転身。
残ったのは「美味しくない山形ワインのイメージ」
!!
「…このままではいけない!」
そんな時
世のイメージにも負けず生食用葡萄に転身もせず、ワイン作りに情熱を注ぎ続けたワイナリーが数件ありました。
それが今日、コンビニやスーパーでも販売される山形老舗ワイナリーの方々です!(立場上名前は出せませんが…)
その意欲に魅力されワインに情熱を持った人が全国各地から集まり今でも年々山形のワイナリー数は増え続けています。
と、すこしお勉強チックになりましたがザックリとたまには真面目に歴史のお話でした。

今やスーパーや量販店に行けば山形ワインコーナーは必ず見かけます。
子供の頃から余りに身近過ぎてその本当の価値に気付いていませんでしたが、県産ワインは品質も歴史も素晴らしいです。
童話、「幸せの青い鳥」の教えの通り
本当に大切にすべき素晴らしい物はいつも身近にある。
と思い知らされますね。
という訳で!当店ツリーにも県産ワインがございますよ!(あー出た出たこのパターン!)
美味しいですから寄って行ってけらっしゃいですー!
オワゾブルーキッチンスタッフの福田千加良です。
タイヤ交換をしたと思ったらすぐにコタツをしまう時期が来て、あれよあれよと衣替えの季節になってしまいました。
このままあれよあれよと夏が来て秋が過ぎ、冬を迎え、あっという間に一年が過ぎてしまうと考えると少しゾッとする今日この頃。
皆様如何お過ごしでしょうか?
さて今日は山形県産ワインについて考えてみたいと思います。
ではあれよあれよとはじめましょう。
山形は言わずと知れた果物王国で、葡萄生産も全国でトップクラスです。
伴いワイナリーの数も昭和初期から発展して今日に至ります。
では何故山形は美味しいワインを作ってくれるワイナリーさんがこれ程多いのかを皆さまはご存知でしょうか?
そこには戦争が深く関わっていると伝わります。
今日はそのお話で。
コルクを抜くとたまーに底面にキラキラしたガラスの様な物がくっついている時があるのですが
これは【酒石酸】と呼ばれるワインに含まれる有機酸の一種です。
実はこの酒石酸。
潜水艦のレーダー製造に必要な物で戦時中には日本軍からワイナリーにワインを作れるだけ作れ!という指令がありました。
物流規制が厳しかったあの時代にワインだけは作り放題だったのでどれだけ重要な事だったかは想像にかたいですね。
ワインから酒石酸を得る為に南陽を中心に県内のワイナリーは増えに増え南陽だけでも60軒を超え、それに伴い大量生産されたワインは一般市場にも流れていきました。
でもここで問題が…
酒石酸を無理に抜き取ったワインって美味しくないらしいんですよ(僕は飲んだ事ないですけど)
これが原因で「山形のワインは美味しくない」なんてイメージが当時はついてしまいました…
悲しい事です。
程なく終戦を迎え、酒石酸の需要もなくなると殆どのワイナリーは生食用葡萄栽培に転身。
残ったのは「美味しくない山形ワインのイメージ」
!!
「…このままではいけない!」
そんな時
世のイメージにも負けず生食用葡萄に転身もせず、ワイン作りに情熱を注ぎ続けたワイナリーが数件ありました。
それが今日、コンビニやスーパーでも販売される山形老舗ワイナリーの方々です!(立場上名前は出せませんが…)
その意欲に魅力されワインに情熱を持った人が全国各地から集まり今でも年々山形のワイナリー数は増え続けています。
と、すこしお勉強チックになりましたがザックリとたまには真面目に歴史のお話でした。

今やスーパーや量販店に行けば山形ワインコーナーは必ず見かけます。
子供の頃から余りに身近過ぎてその本当の価値に気付いていませんでしたが、県産ワインは品質も歴史も素晴らしいです。
童話、「幸せの青い鳥」の教えの通り
本当に大切にすべき素晴らしい物はいつも身近にある。
と思い知らされますね。
という訳で!当店ツリーにも県産ワインがございますよ!(あー出た出たこのパターン!)
美味しいですから寄って行ってけらっしゃいですー!