OISEAU BLEU YAMAGATA

ウエディング 2018/06/11

カフェTREE

こんにちは。カフェTREEの大石です。間もなく梅雨が来て真夏の炎天下がきますね。暑苦しくて寝れない日々が来ると思うと憂鬱な気分になります。今年の春は海水が冷たくて庄内の沿岸一帯に流れ込み本来釣れるはずの鯵や鰤の幼魚、イナダ、ワラサがあまり釣れない状況でした。しかし山から流れてくる栄養がプランクトンの餌となり根魚、メバルやソイの型がいいようでした。まぁ私はあまり釣れませんでしたけど。

今回はイタリアの勉強かねて、イタリアのロンバルディア州のことを書きたいと思います。ロンバルディアの特徴とは。「ロンバルト族が統治していた土地」という意味から名づけられたロンバルディアは、その後都市国家時代を経て、西ではヴィスコンティ家とスフォルツァ家が統治するミラノ公国が栄え、東ではゴンザーガ家が治めるマントヴァ公国が、芸術そして食においても活気のある宮廷文化を築き上げた。現在首都のミラノは、イタリア経済、ビジネスの中心で、国内唯一の証券取引所を有する金融の要としての役目も担っている。またファッションやデザインなどの流行を先取りする気風も強く、料理においても新規なものに柔軟です。パダーナ平原が広がるこの州は20州中4番目の広さを有し、人口が一番多い州ですが気候内陸性で寒暖差が激しく、比較的湿度が高い。夏は蒸し暑く冬はよく霧がでるそうで、山岳部は痩せた土地が多く蕎麦が栽培され、ポルチーニやキノコ類も産出される。海に面していない州だが山からの豊かな水がいくつもの湖をつくり淡水魚の料理やコメを使った料理が多いようです。平原地帯は広大な牧草地帯が広がり牛の飼育は国内の25パーセント占めていて、特産であるグラナ・パダーノや天然の洞窟で作られるタレッジョなどのさまざまなチーズが加工されています。又牛だけでなく養豚も重要な産業で、国内生産の3分の1をまかなっています。精肉はもとより生ハムやサラミなどの畜産加工品の材料として供給しています。

ロンバルディア州のミラノはとろ火で長時間かけて作る料理が多い。オッソブーコ(穴のある骨という意味で仔牛のすねを輪切りにして煮込んだ料理)やコストレッタ(ミラノ風カツレツ)などが有名です。

次回はヴェネト州について書きたいと思います。ありがとうございました。