OISEAU BLEU YAMAGATA

その他 カフェ TREE 2018/05/31

華麗に決めるぜ!忍法シャンパン抜栓の術!

こんにちは

オワゾブルーキッチンスタッフの福田千加良です。

5月も最終日。
明日から6月ですね。
春に帰ってきたツバメさんも、もう少しで巣立ちの時期を迎えようとしています。寂しい様な嬉しい様な。

 

暑さを感じる日が多くなりましたね。
体調管理が難しい季節になりましたが皆さん、しっかり食べてよく飲んで沢山寝て、ヘバらないようにしましょうね!

さて今回はシャンパンの上手な開け方のご紹介をしたいと思います。

 

「そんなのもう知ってるぜ!」って方も暇つぶしがてら見ていってください。

では早速始めましょう。

 

はじめに。
シャンパン作りって本当に大変なんです。

シャンパーニュ地方はブドウ栽培の北限と呼ばれ、ただでさえ葡萄が熟すかもわからないほど過酷な地方で作られます。

そのため葡萄自体の取引額が世界一高く、シャンパーニュ産ってだけで高級品となっちゃう訳ですよ。

 

又、ブドウの出来栄えも毎年極端に違うので複数の年の葡萄をブレンドしてシャンパンは作られます。
基本シャンパンにヴィンテージと呼ばれる生産年が書いていないのはそのためです。

少し前置きが長くなりましたがシャンパン作りは手間とコストとリスクとの戦いで出来ています。そんなお酒を
「ポーンッ!」
「ジョボボボ!」
って開けて終わらせてしまったらもう立つ瀬がない。
という訳で上手にあけるコツをご紹介します。
コツは3つありまして

①よく冷やす
冷やす事でガス圧が抑えられます。
②揺らさない
抜栓してから丁寧に扱う方が多いのですが大切なのは開ける前です。
③ゆっくり開ける
これが難しいですよね。

です。

①②は簡単なので除外させてもらい

③のご説明を。
コルクを握りもう一方の手でボトルの底を掴みゆっくりコルクを回して行きます(そんなのしっとるわ!)

で、ここからがコツなんですけど【コルク】じゃなくて【ボトル】の方を回していきます。
コルクを軸にしてタオルを絞る動きのイメージですね。
そうすると簡単に動くのであとはゆっくり回して最後はコルクを少し斜めにしてガスの逃げ道を作りコルクを抜きます。ほら簡単!
何故ボトル側を回すかというと、人の体って不思議なもので、自分で力を出すより何らかの力に対抗している方が力がでる仕組みらしいんです。
(多くの人は握力より体重の方が多いとおもいますが鉄棒にぶら下がれますよね)

この力を利用して、回しやすいボトル側を回し、その動きに抵抗するようにコルクをしっかり握ってさえいれば、力の弱い女性であっても簡単に抜栓できる仕組みです。
こんど家でやってみてください。
簡単に上手にできますよ!



調子にのってシャンパンの都市伝説を1つ

飲みかけのシャンパンの炭酸を抜けにくくするために銀スプーンを瓶口に挿しておくというフランスの謎の文化があります。
こうすると空気の膜が出来て炭酸がぬけにくくなるとか。ならないとか。
だれが考えたかは分かりませんが、こんな事を考え出すのは多分(絶対)シャンパンを飲んで酔っ払ったおっちゃんでしょうね…

信じるか信じないかはあなた次第です!

 


暑い日が続きます。
シュワっとしたシャンパンが美味しい季節になりました。
全国300万のシャンパンファンの皆さま!
ご来店心よりお待ちしております。