OISEAU BLEU YAMAGATA

その他 カフェ TREE 2018/03/09

捨てられる運命なら、そんな運命引き剥がしてやるぜ!

こんにちは
オワゾブルー山形キッチンスタッフの福田千加良です。
花粉症が始まりました。
ボックスティッシュのヘビーユーザーになる時期がきましたが皆様方、体調はいかがですか?

ようやく来た春。待ち遠しかった春。がこんなにも早く過ぎ去ってほしいと願うのはエゴでしょうか?
それとも新年度、新学期、新生活への自然からの洗礼でしょうか?
はい、そんな話はさて置き…
花粉舞い散りボーッとするこの時期は、
知っていても役に立たない!
明日誰かに自慢しようとした時には忘れている!
そんなワインのウンチクをご紹介します。
テーマは【ラベル】についてのお話です。
では始めましょう。

 

ラベル。とは言いましたがオシャレに決めるなら【エチケット】という呼び方をします。

エチケットというと何やらモラルや決まり事のイメージがありますが、その通りで仏ワインのエチケットには主に
【どこで、誰が、何%の酒を作ったか】を書く記載義務があります。

愛好家の方々がエチケットと睨めっこしているのはこう言った情報を見る為ですね。
また、エチケットはデザイン性も素晴らしくブドウ畑を描いたり、自然や動物を描いたりして人の目を惹く鮮やかな物が多いです。

有名な話ではch.ムートンというワインは毎年画家にデザインを依頼して芸術性の高いラベルにしてその代価をワインで払っている様です。
1970年前後はダリ、ピカソ、シャガールなどもデザインし今でも空ビンにすら値段が付きます。

さて
そんな見所満載なエチケットですがワインを飲み終わったら記念に剥がして持ち帰れるというのをご存知でしょうか?

ビンごとは邪魔…コルクは他のと区別が…
そんな時はエチケットですよ!エチケット!

剥がし方はいくつかありますが一番メジャーなのはぬるま湯に浸ける方法


こんな風にびしゃーっと濡らして瓶内にもお湯を入れて暫くすると

 


ぺろ〜って剥がれて来ます。

 



そのまま水中でゆっくり剥がし

 

乾かせば完成。(これは古酒でしたのでラベルのシミは水でのダメージではないですよ)

ゲストにさり気なく贈ると結構喜ばれます㊙︎

 

役目を終えたゴミになるか、楽しかった時間の思い出の品になるか。
さぁさぁ運命の分かれ道。
貴方なら如何なさいますか?
あ、そーいえば最近のエチケットは偽造防止の為に剥がしにくくなっています。
でもご安心を。そんな時は専用の剥がしフィルムがありますから。

こちらは一瞬で剥がれます。
持ち帰りを希望でしたらご準備しますので僕までお申し付けください(勝手にやってる事なので)
調子に乗って小話を。
ボルドーワインのエチケットにはシャトーと呼ばれる貴族の住む館が描いてある事が多いのですが、
この館の絵、実は平屋より二階建て、二階建てより三階建て方がより美味しいって密かな噂です、

繰り返します。噂です。

やはりお金持ちの商売、大きな館の方が資金があり、設備や人手の差がでるのでしょうか。

ご興味ある方は飲み比べてみてはどうですか?

もし全然そんな事なかったら…どうぞご容赦ください。

今回のサブテーマは、知っていても役に立たたない知識ですから(爆)