OISEAU BLEU YAMAGATA

ウエディング 2018/02/02

オワゾブルーカフェ

オワゾブルー山形カフェTREEの大石です。

早く春が来ないかなぁと待ち遠しくて仕方ない私です。

雪が溶けたらあんな事こんな事とやりたい事がいっぱいありすぎてウキウキしております。

 

今回、私の勉強をかねてイタリアの事を書きたいと思います。

イタリアは、ヨーロッパ大陸から地中海に突き出たイタリア半島と、地中海最大のシチリア島、二番目に大きいサルデーニャ島から成り立ち、そこから20州に分かれて、なが靴のような形をしております。

南北に長く起状に富んだ地形が、モザイクのように入り組んだ複雑な気候を生み、豊かな自然の恵みをもたらしています。また、その豊かな気候のおかげで北と南の食の違いがあり北部では酪農が盛んで伝統的にバターが料理のべースが多いことが特徴です。

一方、中南部の方はオリーブ栽培が広く盛んに行われていてオリーブオイルの料理がベースになっています。主要穀物は小麦粉で北は軟質、南は硬質の栽培が行われていて北の方のパスタは軟質小麦粉に卵を加えて練りこみ、南では硬質小麦粉に水を加えて練りこみます。またパンにも反映されて、グルテン質の少ない軟質小麦粉を使う北部ではパンの食感がさっくりとしていて軽く小ぶりのパンが多い。一方グルテン質の硬い小麦粉を使う南では、パンはむっちりとしていて大きい形のものが多いです。

地方ごと、地域ごと、町や村ごとにも違いがあり地方料理の発展には歴史的背景が大きく影響しているようです。ローマ時代には兵士達によって遠征先の東西各地の食材が伝えられ、幾多の国の統治により、あるいは戦いを通してさまざまな食文化が移入されてきたそれが各地に根付き、独特の郷土料理として育っていきました。またイタリアは都市国家隆盛時代が長く続いた事でそれらが流動する事なく地元でしっかりと守られてきてそれが受継がれて身近な特産物を生かし、それぞれ土地に根ざした料理が工夫され、多彩な料理が発展してきた。北から南の料理を見るとひとつの国とは思えないほど様々な食文化です。

私が小さい時はパスタとピッツァしか知らなかったのですが、、、。色々と調べるとイタリアは奥が深いです。

 



ヴァッレ・ダオスタ州の料理です。栗のリゾット。ベーコンは入らないのですが、栗が産地で米を使った料理が多いです。

次回は州ごとに書いてみたいと思います。

観覧頂き、ありがとうございました。