OISEAU BLEU YAMAGATA

ウエディング 2018/01/31

ワインの豆知識

こんにちは。オワゾブルー山形の星野です。

1月最終日、まだまだ寒い冬が続きそうですね。

インフルエンザも2月はB型がくるなんてメディアで伝えておりました。インフルエンザもまた続きそうです。1回インフルエンザにかかった人でも、またかかってしまう恐れがあると言うことなので気を付けてなければなりませんね。

 

本日はワインの豆知識についてお話します。

 

≪ コルク編 ≫

ワインに使用される栓と聞いて思い浮かぶのは何でしょう?

コルクを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。コルク以外にも様々な種類の栓があるのです。

 

それぞれの特徴を紹介します。

 

【天然コルク】

コルク樫の樹皮のコルク層を円筒型にそのまま型抜きされて作られるコルク栓。

弾力性があるため、瓶の口の部分にフィットし、気密性が高く、ボトルへの酸素の浸透を防ぎ微かな気温の変化にも順応するため、数十年もの間、季節の流れの影響から、ワインを守ってくれます。

しかしコルクは湿ってないと乾燥するので注意。コルクの断面がワインに浸った状態を保つために、ボトルを必ず横に寝かせて保管します。そうしないと、コルクの弾力性が弱まって酸素を遮断できなくなります。

 

【圧縮コルク】

コルク層を粒状にしたものを圧縮し、固めて作られるコルク栓。

天然コルクより安価な為、長期熟成させないワインに使用されることが多いです。

 

【樹脂製(プラスチック)コルク】

シリコンなどの樹脂を原料として作られるプラスチック栓。 長期熟成型ではなくカジュアルなワインに使用されることが多い栓です。なぜ短期間かというと、合成コルクの弾力性は長持ちせず、2~3年で強い張り、気密性が弱ってしますからです。

 

【スクリューキャップ】

簡単に手早く開ける事ができ、完全な密封性があり気温が大きく変化しても劣化しません。またコルク臭のリスクが無いです。

近年ニューワールド(アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、南アフリカ等)

のワインを中心に多く使用されます。高級ワインにも使用されてきておりますが、今のところ大衆的なイメージを回避しきれてないのが難点です。

また密閉性があまりにも完璧なのでコルクを使用した場合よりもワインが変化、開花しないと評する人もいます。実際に多くの比較試飲でコルク栓のワインとスクリューキャップのワインとでは香りが違うことが確認されております。

 

それぞれの特徴を紹介させて頂きましたが、まだまだ消費者からの圧倒的に支持されているのは、天然素材であることと、歴史があることから【天然コルク】ですかね。



 

今度ワインを飲むときにコルクの事も気にかけてみてはいかがでしょうか。コルクを通してワインの特徴も見えてくるはずです。