カフェ TREE
2017/08/10
月とビオと葡萄と 時々夏。
こんにちわ。
オワゾブルー山形キッチンスタッフの福田千加良です。
風鈴、怪談、流し素麺、浴衣。蛍。
心が風情ある涼みと癒しを求める反面
体の方は、食べたい!飲みたい!遊びたい!と熱気と活気の相反する癒しを求めている今日この頃。
全てを夏のせい(お陰)にして毎日を楽しんでいますが、皆さまは如何お過ごしでしょうか?
不慣れだったブログにも少しずつ慣れ要点だけを書き込もうとしても、どこまでも高い八月の青空が妙に開放的な気分にさせたのか無駄に長々と文を書き込んでしまう。これも夏のせいですね(多分)
という事で今月は、フランスのビオディナミ農法のパイオニア【ドメーヌカズ】のリオネル・ラヴァイユ氏によるワインセミナーから始まりました。
変化と進化を続けるワインの世界。飲食に関わる者として少しでも多く学んでお客様に伝えて行かなければという気持ちでいます!

今日はこの流れでビオディナミ農法のお話を少し…
ビオディナミ農法とは有機栽培の一種ですが、ご説明する為には【月と地球】の話から始まります。
(すぐ終わりますのでご辛抱を)
天体エネルギーと大地のエネルギー全体を見据え、作物を始め畑自体も大きな生態系のサイクルの一部と再認識し、人工的なものでそのサイクルを乱さない工程をとり、結果として「生きたワイン」を作る。それがビオディナミワインと呼ばれるものです。
(まだギブアップには早いですよー)
天体エネルギーとは。の説明を簡単にしますと、月の引力が地球上の液体に与える影響は大きく潮の満ち引きを始め、植物の生態にも影響します。
満月の日は樹勢が強くなり根に集まっている樹液も月の引力を受け枝先や果実に行きとどき美味しくなるなどの話を聞きます。
農家によっては星座と月の位置で決まる【種まきカレンダー】なるものをつかい果実、葉っぱ、花、根の日とそれぞれ割り振られた日に合わせて農作物を収穫する事は常識化してきています。
(因みに上弦と下弦の月の時では髪の毛の伸びるスピードが違うそうです)
逆に大手コルクメーカーはブショネと呼ばれる不良品をなるべく抑える為、樹勢の弱い新月の日にしか原料の樫の木を伐採しなかったり、ワイナリーによっては瓶詰めも液体に影響の少ない新月の日だけというところも珍しくありません。
(もうちょいで終わり頑張って)
この様に月と植物は密接な関係にありますが、その月のサイクルを理解し、星で土に必要な成分を計り、自然由来の肥料だけ(主に発酵させた牛糞や角など)をつかい、雑草は家畜に食べさせ、人がなるべく介入しない農法。それがビオディナミ農法と呼ばれるものです。
(説明終わり!)
…と眠くなる参考書の様なご説明になってしまいましたがこれは奥深いビオディナミワインのご説明のほんの一部で、私自身もまたまだ勉強中です。
やっと商品の御紹介です。TREEでは南フランスのラングドック地方という
①豊富な日照量②低降水量③乾燥した風が吹く葡萄栽培に適した地方で生まれたワイン。
"out of the Blue" (和訳・晴天の霹靂)をご準備しております。

こちらはビオディナミ農法の仲間のビオ農法で作られたワインです(ややこしくてごめんなさい!)
ビオワインの割にしっかりとしたアタックでビオワインと思って呑んだらまさに晴天の霹靂です。
お料理でしたらTREEオススメの『米の娘豚のスモーク』やチーズでしたらウォッシュタイプが合うと思います。
カジュアルに楽しめる一本です。
オススメです!
楽しいイベントが続き、食べ過ぎ飲み過ぎが気になりますが、TREEでもっともっと楽しい時間を過ごしてみませんか。この際全てを夏のせいにしてこの季節を楽しく乗り切りましょう!
スタッフ一同心よりお待ちしております。
夏がおわっても食欲、酒欲が収まらない方。どうぞご安心ください、来月になれば『食欲の秋』のせいにできますから(爆)
オワゾブルー山形キッチンスタッフの福田千加良です。
風鈴、怪談、流し素麺、浴衣。蛍。
心が風情ある涼みと癒しを求める反面
体の方は、食べたい!飲みたい!遊びたい!と熱気と活気の相反する癒しを求めている今日この頃。
全てを夏のせい(お陰)にして毎日を楽しんでいますが、皆さまは如何お過ごしでしょうか?
不慣れだったブログにも少しずつ慣れ要点だけを書き込もうとしても、どこまでも高い八月の青空が妙に開放的な気分にさせたのか無駄に長々と文を書き込んでしまう。これも夏のせいですね(多分)
という事で今月は、フランスのビオディナミ農法のパイオニア【ドメーヌカズ】のリオネル・ラヴァイユ氏によるワインセミナーから始まりました。
変化と進化を続けるワインの世界。飲食に関わる者として少しでも多く学んでお客様に伝えて行かなければという気持ちでいます!

今日はこの流れでビオディナミ農法のお話を少し…
ビオディナミ農法とは有機栽培の一種ですが、ご説明する為には【月と地球】の話から始まります。
(すぐ終わりますのでご辛抱を)
天体エネルギーと大地のエネルギー全体を見据え、作物を始め畑自体も大きな生態系のサイクルの一部と再認識し、人工的なものでそのサイクルを乱さない工程をとり、結果として「生きたワイン」を作る。それがビオディナミワインと呼ばれるものです。
(まだギブアップには早いですよー)
天体エネルギーとは。の説明を簡単にしますと、月の引力が地球上の液体に与える影響は大きく潮の満ち引きを始め、植物の生態にも影響します。
満月の日は樹勢が強くなり根に集まっている樹液も月の引力を受け枝先や果実に行きとどき美味しくなるなどの話を聞きます。
農家によっては星座と月の位置で決まる【種まきカレンダー】なるものをつかい果実、葉っぱ、花、根の日とそれぞれ割り振られた日に合わせて農作物を収穫する事は常識化してきています。
(因みに上弦と下弦の月の時では髪の毛の伸びるスピードが違うそうです)
逆に大手コルクメーカーはブショネと呼ばれる不良品をなるべく抑える為、樹勢の弱い新月の日にしか原料の樫の木を伐採しなかったり、ワイナリーによっては瓶詰めも液体に影響の少ない新月の日だけというところも珍しくありません。
(もうちょいで終わり頑張って)
この様に月と植物は密接な関係にありますが、その月のサイクルを理解し、星で土に必要な成分を計り、自然由来の肥料だけ(主に発酵させた牛糞や角など)をつかい、雑草は家畜に食べさせ、人がなるべく介入しない農法。それがビオディナミ農法と呼ばれるものです。
(説明終わり!)
…と眠くなる参考書の様なご説明になってしまいましたがこれは奥深いビオディナミワインのご説明のほんの一部で、私自身もまたまだ勉強中です。
やっと商品の御紹介です。TREEでは南フランスのラングドック地方という
①豊富な日照量②低降水量③乾燥した風が吹く葡萄栽培に適した地方で生まれたワイン。
"out of the Blue" (和訳・晴天の霹靂)をご準備しております。

こちらはビオディナミ農法の仲間のビオ農法で作られたワインです(ややこしくてごめんなさい!)
ビオワインの割にしっかりとしたアタックでビオワインと思って呑んだらまさに晴天の霹靂です。
お料理でしたらTREEオススメの『米の娘豚のスモーク』やチーズでしたらウォッシュタイプが合うと思います。
カジュアルに楽しめる一本です。
オススメです!
楽しいイベントが続き、食べ過ぎ飲み過ぎが気になりますが、TREEでもっともっと楽しい時間を過ごしてみませんか。この際全てを夏のせいにしてこの季節を楽しく乗り切りましょう!
スタッフ一同心よりお待ちしております。
夏がおわっても食欲、酒欲が収まらない方。どうぞご安心ください、来月になれば『食欲の秋』のせいにできますから(爆)