OISEAU BLEU YAMAGATA

ウエディング 結婚式にまつわるエピソード 2022/01/09

むすぶ

こんにちは!あけましておめでとうございます!オワゾブルー山形 セレモニーアテンダーの吉田朝香です。

2022年が始まり1週間が過ぎました。寒さが厳しくなる一方ですが、体調は崩されていないでしょうか?私はお正月にお餅を食べすぎた分をなんとか取り戻そうと頑張っているところです!皆さんはお正月、何を食べましたか?

お餅やおせち、お雑煮は日本の代表的なお正月料理ですよね。また、1月は7日に七草粥を食べます。人日の節句です。七草粥も日本の文化の食べ物です。

さて、日本にはたくさんのおいしい料理、おいしい食べ物がありますが、その中でも「おにぎり」または「おむすび」は世界でも有名な日本の食べ物ですよね。「おにぎり」と「おむすび」。見た目は同じ食べ物でも、呼び方は2つあります。何が違うのでしょう・・・?実は意味としてはまったく同じで、類義語になるようです。昔の日本では意味の違いがあったり、使い分けがされたりしていたそうです。

「おにぎり」はにぎりめしが転じて出来たものだと言われています。形はどんな形でも良いそうです。また、一説には「鬼切り」から来たという説もあります。鬼退治にて、にぎりめしを投げつけた民話もあり鬼を切るでおにぎり。更には、鬼退治の道具だった事もあり、魔除けや厄払いの効果があると伝えられたそうです。

「おむすび」は「お結び」と表記するようで、読んで字のごとく「人と人との良縁を結ぶ」という意味があります。ちなみに、古事記には、「結びの神」という神が登場します。万物の生みの神とされていて、この神の名前が由来という説もあります。また、おむすびという言葉を聞くと不思議と三角形の山の形の物を思い浮かべます。この形も「むすびの神」の話と関係しているようです。昔の日本ではおむすびを神様へのお供え物にしていたようです。古くから山を神様に見立てる風習があったため、三角形の山のような形のにぎりめしを「おむすび」と呼んでいたそうです。

その他、地域やコンビニによって違いがある様です。普段何気なく使っている食べ物の名前に、こんなに深い意味があるとは驚きです・・・!食事の際は、食べ物の意味や料理の名前の意味を気にかけてみたいですね。

そして料理は結婚式では大活躍するアイテムです。おふたりからゲストの皆様へのおもてなしの一つです。そして、オワゾブルー山形のシェフも、その料理1品1品に想いを込めて作っております。ぜひ、その想いに注目してみてください。おふたりが伝えられない感謝を代わりに料理で伝えてみませんか?