OISEAU BLEU YAMAGATA

これから結婚式を挙げる方へ 2021/11/07

ハレのち、雨

こんにちは!オワゾブルー山形 セレモニーアテンダーの吉田朝香です。

11月に入り気温も一段と低くなり、本格的な冬支度が必要になってきましたね。気温の変化と共に、空模様にも変化が出てくる季節、私は最近空を見て歩くことが多くなりました。すっきり晴れた日や少しどんよりしている日。山の頂上は雪化粧を始めたようで、まもなく雪空も見えるのかなと少し楽しみにしています。

さて、季節によって様々な顔を見せる空模様。皆さんは雨の日は好きですか?結婚式の天気、晴れと雨ではどちらがいいでしょう?

きっと「晴れ」が好きな方が多いと思います。青空の下でフラワーシャワー。ガーデンを使っての演出。「晴れ」の日ならではの演出ですね。雨の日の結婚式は、「せっかくのお祝いの日なのに・・・」と肩を落としてしまう方が多いと思います。

そんな雨の日に、幸せの言い伝えがある、としたら。気持ちは少しでも「晴れ」になりませんか?

イタリアでは「Sposa  bagnata, sposa  fortunata」という言葉があります。イタリア語で「雨に濡れた花嫁は幸せになれる」という意味だそうです。雨は豊穣のシンボルとされており、その雨に濡れた花嫁は幸せになれるという意味だそうです。

さらにフランスでは「結婚式の雨は幸運をもたらす」とされています。神様のいる場所と自分たちがいる場所を繋ぐ唯一のものが雨であり、雨と一緒に天使が舞い降りてくると言われています。また、新郎新婦が一生涯に流す涙を、神様が代わりに流してくれているとも言われているそうです。

そして日本には、「雨降って地固まる」という言葉があります。雨が降った後は、地面が固くなり、より良い状態になるので、雨の日の結婚式は新郎新婦のキズナがより固くなると言われています。しっかりとした地盤の上で、これからの人生を歩んでいけるという素敵な意味になります。

雨だからできないこと、もありますが、雨の日にしかできないこともあります。

フラワーシャワーでメッセージの入った傘をさしていただきながらの参列。ウエルカムグッズにはてるてる坊主や紫陽花などの装飾。雨の日だから撮れる写真もあります。

ハレの日。もちろん、晴れの結婚式も素敵ですが、幸せの意味を持つ雨の日の結婚式も、素敵な日になると思います。

どんな天候でも、おふたりにとってご両家様にとって、ゲストの皆様にとって大切な一日。

そんな特別な時間をオワゾブルー山形スタッフ一同、お手伝いさせて頂きます。

些細なことでもご相談くださいませ。