OISEAU BLEU YAMAGATA

これから結婚式を挙げる方へ 2020/12/06

幸せのウェディングケーキ

こんにちは、山形の結婚式場、オワゾブルー山形の稲田卓也です。

12月になり、街なかはクリスマスコーデで賑わいをみせておりますが、皆様はクリスマスどのようにお過ごしでしょうか?

ケーキを食べたり、チキンを食べたり、皆様それぞれのお過ごし方があるかと思いますが本日はブライダルでもよくお召し上がりいただくウエディングケーキについてご紹介致します。

今でこそ披露宴の定番となっているウエディングケーキですが、最初に登場したのは18世紀と言われています。イギリスのヴィクトリア女王の結婚式に登場したのがウエディングケーキの始まりとされています。

また、このときのケーキが3段重ねだったことから、今でも欧米では3段のウエディングケーキが主流となっています。その時代のイギリスでは「幸せ」を象徴する食べ物がケーキとされ、そのケーキを全員で分け合うことで幸せを皆で分け合うという意味を込めて、『ウエディングケーキ』ができたとされています。

日本では、昭和時代から少しずつ欧米のスタイルを真似した生活文化が普及し、それに伴って結婚式も洋風のスタイルに変化していきました。そのころから日本でもウエディングケーキが定番化してきたと言われています。

現在では、フレッシュケーキで作られているケーキがほとんどですが、少し前はイミテーションで作られていてデコレーションなども華やかなウエディングケーキが多く見られました。

18世紀のイギリスではシュガーケーキといって、砂糖、ゼラチン、水飴を使用して作られたシュガーペーストをフルーツケーキにかぶせて作られているケーキが主流でした。このシュガーケーキは、湿度など保存方法に気をつければ100年くらいは保存が可能だそうです。

そして、ウエディングケーキが登場した時に3段重ねだったのには、意味があると言われています。「1番下の段」は参列してくれたゲスト全員と一緒に食べるため。「2段目」はパーティに参列できなかった方々に配るため。「3段目」は結婚記念日などの2人の大切な記念日に食べるため、と言われています。

現在では、ウエディングパーティの際にケーキ入刀をして、ウエディングケーキをお互いに食べさせ合うファーストバイトを行った後、コースのデザートのタイミングでゲストと一緒にウエディングケーキを楽しむのも、実はここからきていると言われています。

このように、結婚式の演出には、一つ一つ意味があって行われております。意味を知るだけでその演出の考え方が変わってくるのではないでしょうか?是非、こういった意味を踏まえて自分の結婚式をより素敵なものにしてください。