OISEAU BLEU YAMAGATA

これから結婚式を挙げる方へ 2020/11/29

想いを綴る

こんにちは!オワゾブルー山形 セレモニーアテンダーの吉田朝香です。

 

一気に空気が冷え込んで、上着を着ていないと震えてしまうようなこの頃。外出をする機会も最低限に減ってしまい、休日はなるべく自宅で過ごしております。自宅に居る時間が温かい季節よりも増え、それと同時に家族と過ごす時間が増えました。その中で、普段はあまりしないような何気ない話も自然と増えたような気がします。今は連絡手段が様々普及しており、顔を合わせたコミュニケーションが減ってきております。私は最近、自宅で過ごす時間は、出来るだけ家族との会話を心掛けています。

さて、相手に想いを伝える手段。電話が無い時代には手紙が主流でした。相手を想って筆を走らせる時間はとても素敵ですよね。私も、携帯電話を持たなかった小中学生の頃は、友人と手紙の交換、所謂文通をしていました。面と向かって言えなかった言葉も、なぜか文字にしてみると素直に書き進められることもあります。コミュニケーション手段が様々ある時代だからこそ、言えなかったことを伝える機会は大切ではないでしょうか。そんなお手紙は結婚式でも、今までの想いとこれからの決意を表す手段として用いられることが多いです。

例えば親御様への感謝のシーン・__新婦手紙。お嫁に行くご新婦様から今まで守ってくださった家族への感謝の手紙。ずっと伝えたかったこと、いつも思っていた想い。言葉で直接伝えるには難しい言葉でも、手紙として一度文字にすると不思議と素直に伝えることができます。言葉を綴る時間に苦労されたという花嫁様がほとんどですが、その表情はどの花嫁様もとても穏やかでした。

そして挙式では、おめでとうという気持ちを誰よりも伝えたい__親御様からおふたりへの祝辞。おふたりへの祝福の言葉を伝えられる唯一の時間。おふたりのことを一番近くで見守り、一番祝福している親御様から、当日おふたりへの想いを伝えていただくことができます。手紙におふたりへの言葉を綴って、プレゼントしていただくこともありました。力強いおめでとう。これからも幸せで。どの言葉もおふたりにとって特別な宝物になると思います。

披露宴の終盤、見守ってくれた、祝福してくれたゲストの皆様への感謝__新郎挨拶。このシーンでも手紙を用いることがあります。参列いただいた方に向けての感謝と決意を述べるシーン。大切な挨拶だからこそ、伝えたいことを漏らさぬよう予め綴った手紙を読み上げる。そして綴られた文章の中には、これから時間を共に過ごすご新婦様への想いが。そんな素敵な時間は、手紙があるからこそ創り上げることができると思います。

普段過ごしている中で、伝えられない想いはありませんか?大切な想いを伝えられる時間。特別な日だからこそ、そんな時間を一緒に創りませんか?