OISEAU BLEU YAMAGATA

ウエディング 2017/06/14

ベールに込められた想い

こんにちは!

山形の結婚式場 オワゾブルー山形 セレモニーアテンダーの今野美里です。

 

結婚式のプログラムを思い起こす際に頭に浮かぶもの…

ご友人様の結婚式に参列される際に写真に残したいもの…

そんなシーンのひとつが“ベールオープン”ではないでしょうか。

 

オワゾブルー山形オープン後、多くのゲストの皆様をお迎えして参りました。

カメラを向けてお写真を撮影される方もたくさんいらっしゃいますが、

やはりベールオープンの際には、新郎新婦様に向けられるカメラの数も多くなるように感じます。

ベールをあげる緊張した新郎様の手の震えや、

ベールをあげていただいた後に見せる新婦様の笑顔は

挙式でしか見ることの出来ない大きな感動の瞬間です。



 

では、そもそもベールにはどのような意味があるのでしょうか?

 

ベールはもともと古代ギリシャ・ローマ時代から魔除けのアイテムとして用いられていました。

現在の結婚式で行われるフェイスベール(顔を覆うベール)をあげる儀式は、キリスト教の慣習が広まり一般化したといえます。

ベールは新婦様の清さを表すシンボルでもあり、新婦様を悪魔や悪霊から守るものとして考えられています。

「これからは僕がずっとそばにいてあなたを守ります」

かたい誓約を交わした新郎様のみが直接触りオープンすることが許されているものでもあります。

 

また、新婦様の顔を覆うベールは新郎新婦おふたりの間にある「壁」の象徴とも言われております。

「今日からなにも包み隠すことなく、ふたりで力を合わせ幸せな家庭を築きます」

そんなふうにお互いに思いながら、おふたりの壁を取り除く=ベールをあげる。

この結婚式からおふたりの人生がスタートすることを改めて象徴するシーンになります。

 

ベールに込められた想いを感じながら臨む挙式は、また違った感動を得られるのではないでしょうか。



 

結婚式は古くから続く儀式文化です。

本日はベールについてお話をしましたが、結婚式そのものも結婚式のアイテムも、遠い昔から続いてきた歴史の中で多くの意味と想いが込められ、表面的な形を変えつつも現代まで伝わってきました。

ドレスのデザインに流行があっても結婚式の本質は変わりません。

 

おふたりが出会えた「縁」

日々支えてくださる方々への「感謝」

これからおふたりで歩む「決意」

世界で一番大切だと思える人を「紹介」する場所

 

その本質を根底に、おふたりらしい結婚式を一緒に作り上げていきましょう。

オワゾブルースタッフ一同でお手伝いいたします!