OISEAU BLEU YAMAGATA

カフェ TREE 2019/03/04

星を飲むワイン。シャンパーニュ。  

こんにちは

オワゾブルーキッチンスタッフ福田千加良です。

今日は歓喜の酒【シャンパーニュ】についてのお話です。

味わいとか製法とか伝統とかそのような細かい事はまた別の機会(あるかな?)にして今回はサブストーリー的な事です。
では張り切って始めましょう。

 

 

全てのシャンパンではないですが、カフェTREEでもオンリストしている名門モエ・エ・シャンドンを始め他の有名シャンパンのラベルやコルクに【星マーク】がついている事が多いのをご存知でしょうか?



 

ありますね。星マーク。

 

実はこのマークには意味があり、【彗星】を表しています。

勿体ぶる話ではありませんので手短にご説明をしますと、ハレー彗星がフランスの遥か上空を横切った1811年。シャンパーニュ地方は記録的な大豊作となりました。

それから何故か彗星が来る年とシャンパンの当たり年が重なることが多くなり、彗星が来る年のシャンパンは美味しい!というジンクスが生まれ今日まで語り継がれています。
1976.1986.1990.1993...と彗星が来る年とシャンパンの当たり年は不思議と重なります。
ふっしぎー

 

星の力でシャンパンはより美味しくなるのかもしれませんね。
そうそう、シャンパンはその泡を「星」と見立て「星を飲む」なんて表現をする事があります。

シャンパンの生みの親、ドン・ピエールペリニヨンというお坊さんが残した言葉です。

いちいち素敵ですよね。

 

シャンパンと彗星には不思議な縁があり、とても偶然とは思えません。

これはもう奇跡の部類です。

 

彗星が運ぶ奇跡のストーリーはアニメの世界だけではありませんね。しっかりと現実で私達の前前前世くらいから起こっています。

 

シャンパンメーカーはそんな奇跡みたいな事が皆様にも起こる事を願って星マークをラベルに乗せ、世界中の笑顔の集まる場所へと送り出しているに違いない!

と感じる今日この頃です。

(因みにモエの創設された1743年にも彗星が来ています)

 

 

さて最後に
シャンパンは高級で値段が高いイメージがあると思います。

ただ、私は高いからシャンパンなのだと考えています。

人生最高の瞬間、最高の喜びの時、細かい事は気にせずシャンパンを開けて仲間と飲み干す。これがきっと本来の飲み方なのでしょう。

もしも空前絶後の!超絶大特価の!シャンパンだったから!なんて言ってハレの日に持ってこられたらちょっと違いますよね。

最高の気分を盛り立たせてくれる唯一のお酒、それはシャンパンです。

他の泡のでるワインとは違います。

 

お料理はキャビアからジビエまで何でも合いますが、そんな事は二の次であって

「笑顔溢れる気分で楽しんでいるか?」かが何よりも大切になってくるお酒です。

 

いかがですか?歓喜の酒シャンパーニュ。

飲みたくなってきましたね?

 

TREEでは今宵もキンキンに冷やしたシャンパンをご用意しております。