OISEAU BLEU YAMAGATA

ウエディング 2018/05/30

幸せをつないでいく

結婚式の準備中、最近では新郎新婦であるお2人だけで進めていくことも珍しくありません。

私が先日担当させて頂いたある1組の結婚式も、お2人が中心となって打合せは進められました。

披露宴目前となった数日前、私の電話にかかってきた1本の電話。”新婦にサプライズで花束をプレゼントしたい”という内容の電話でした。披露宴の内容がもう決まっているのは分かっているけれども、どこかに入れられないだろうか。もちろん私はOKをしました。

当日、新婦様のお姉様より、サプライズで渡された花束。新婦様の顔が、最高の笑顔になったのはいうまでもありません。披露宴も無事お開きとなり、お帰りになるご家族様を見送っていた際に、お姉様とお話をすることが出来ました。

”素敵なサプライズありがとうございます。とってもいいシーンになりましたね””どなたのアイデアだったんですか?”何気なく聞いた一言の答えはこうでした。”あれは、母のアイデアだったんです” 私にサプライズのお電話をくれたのはお母様でした。出番こそお姉様でしたが、誰より新婦様を喜ばせたいと想っていたのはお母様。その心があのシーンを創り、それは新婦様の心にずっと残り続けるのでしょう。

子供を想う親の心は、何年たっても変わらない。誰よりも深い愛情と、幸せを願う慈愛のまなざしは、いつか親となるわが子に受け継がれ、幸せの連鎖はいつまでも続いていきます。

オワゾブルー山形