OISEAU BLEU YAMAGATA

ウエディング 2018/05/24

カフェTREE

こんにちわ。カフェTREEの大石です。

急に真夏のような暑さになったり寒くなったりで体調を崩しやすいですね。海の中は寒いみたいで最近まではホッケが接岸していたり山形ではあまり見られないヒイカが釣れたみたいです。ヒイカは太平洋でよく見るのですがね。地球温暖化のせいでしょうか?これから地球はどうなってしまうのでしょうか?

さて、今回は自分の勉強がてらイタリアのピエモンテ州について書きたいと思います。ピエモンテ州はアルプス連峰を境にスイス、フランスと国境を接する20州中1番西に位置する州。州都のトリノは現在のイタリア共和国ができる前に、一時サヴォイア家の統治するイタリア王国の首都になり、歴史的にもイタリア統一に非常に大きな役割を果たした重要な場所であり。地形と気候に恵まれていて幅広い産物があります。

秋になると秋の味覚の王者白トリュフをはじめポルチーニ茸、オーヴォリ茸などのキノコ類やジビエ類が流通し始め10月から12月にかけてアルバの町は白トリュフ市の中心となり中部イタリアのトリュフも集まり大規模な市場になる。また家畜や稲作も盛んで、山岳地帯では放牧が行われていて、個性豊かなチーズ、バターを生産、稲作は国内の60パーセント以上をまかなっています。その他にも葡萄畑、ヘーゼルナッツなどの果樹栽培、トウモロコシや野菜の栽培も生産量が多い。

またピエモンテ州の食事はアンティーパストから始まり次から次へと何皿も出すようで通常でも5~6皿、結婚式になると30皿にもおよぶこともある。料理のベースはバターやラードなどの動物性油脂だが、有名なバーニャカウダにはオリーブオイルを使用する。オリーブオイルの生産はあまり見られないが、隣に隣接したオリーブオイルの産地であるリグーリア州と昔から物々交換をしてきた歴史があり、その影響が伝統料理の中に残っているようです。ドルチェの種類が豊富で、トリノにはチョコレート工房があり、焼き菓子の種類の多さも20州中、群をぬく。こうした菓子文化の発展にも、イタリア最後の王家、サヴォイア家の存在が大きく関わっているようです。

 



ディナーで提供しています牛肉の赤ワイン煮にです。本来はバローロを使ってつくるのですが、TREEでは違う葡萄品種を使って作っております。酸味が程よくあり甘みとのバランスがちょうどいい感じになっております。TREEに来た際食べて頂けると幸いでございます。

ありがとうございました。