ウエディング
カフェ TREE
2018/01/17
その泡は只の泡ではない!夜空に輝く星々だ!
こんにちは
オワゾブルーキッチンスタッフ福田千加良です。
1月最大のイベントと言えば「元日」なわけで、当然それは月の初日にやってくる事ですから、1月の半分を過ぎ「え!正月からこんなに時間経ったの!?」感が凄い今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
お正月の気分を思い出したい!賑やかに楽しく過ごしたい!そう思ったら今から呑むしかないですね、こりゃ。
という事でまたもやお酒の話です。
今日は歓喜の酒【シャンパーニュ】についてのお話です。
味わいとか製法とか伝統とかそのような細かい事はまた別の機会(あるかな?)にして今回はサブストーリー的な事です。
では張り切って始めましょう。
全てのシャンパンではないですが、オワゾブルー山形でもお出ししている名門モエ・エ・シャンドンを始め他の有名シャンパンのラベルやコルクに【星マーク】がついている事が多いのをご存知でしょうか?
ありますね。星マーク。
実はこのマークには意味があり、【彗星】を表しています。
勿体ぶる話ではありませんので手短にご説明しますと、ハレー彗星がフランスの遥か上空を横切った1811年。シャンパーニュ地方は記録的な大豊作となりました。
それから彗星が来る年のシャンパーニュは美味しい!というジンクスが生まれ今日まで語り継がれています。
1976.1986.1990.1993...と彗星が来る年とシャンパンの当たり年は不思議と重なります。
ふっしぎー
そうそう、シャンパンはその泡を星と見立て「星を飲む」なんて表現をする事があります。
いちいち素敵ですよね。
シャンパンと彗星には不思議な縁があり、とても偶然とは思えません。これはもう奇跡の部類です。
彗星が運ぶ奇跡のストーリーは何もアニメの世界だけではありませんね。しっかりと現実にも起こっています。
シャンパンメーカーはそんな奇跡みたいな事が皆様にも起こる事を願ってこの星マークをラベルに乗せ、世界中の歓喜と笑顔の集まる場所へと送り出しているに違いない!
と感じる今日この頃です。
(因みにモエの創設された1743年にも彗星が来てます)
ついでにウンチクを
通常のワインはどこで作られたか。を地区までラベルに書く事が多いです。シャブリやボジョレーがそうですね。
しかしシャンパーニュに関してはシャンパーニュ地方とまでしか書いていません。
ではどこに書いてあるかと言うと…
コルクです。
「抜栓して味わう時にわかる」
このオシャレ心、ダンディズム。凄いですね。見習いたいです。私に出来るかな?んー無理だわ!無理っぽい(笑)
最後にもう一つだけ
シャンパンは高級で値段が高いイメージがあると思います。
ただ、私は高いからシャンパンなのだと考えています。
人生最高の瞬間、最高の喜びの時、細かい事は気にせずシャンパンを開けて仲間と飲み干す。これがきっと本来の飲み方なのでしょう。
もし、空前絶後の!超絶大特価の!シャンパンだったから!なんて言ってハレの日に持ってこられたらちょっと違いますよね。
最高の気分を盛り立たせてくれる唯一のお酒、それはシャンパンです。他の泡のでるワインとは違います。
マリアージュでは、キャビアからジビエまで何でも合うんですが、そんな事は二の次であって
「笑顔溢れる気分で楽しんでいるか?」そっちの方がムードあるマリアージュの上でも大切になってくる酒です。
如何でしたか?歓喜の酒シャンパーニュ。
少しでもご興味が沸いて下されば幸甚です。