OISEAU BLEU YAMAGATA

カフェ TREE 2017/12/27

表情の深読みは野暮だぜ!大切なのは見落とさない事だ!

こんにちは
オワゾブルーキッチンスタッフの福田千加良です。

早いもので今年ももう終わりですね。

皆様方体調はいかがですか?年の瀬に風邪などお召しにならないようどうぞお身体ご自愛ください。
カフェTREEは12月29日のディナーから1月1日までお正月休みを頂きます。
また来年も沢山のお客様にお逢いできるのが今から楽しみでなりません。

「あなたに会えて、よかった」
そう心から思って頂けるスタッフになれるよう努めて参りますので、新年もどうぞよろしくお願いします。
さて、暮れのご挨拶はこの辺にして本題に入ろうかと思います。

今回は

ん〜
【ワイン】ネタでいきます!(まーたか)

まぁ今からウンチクを語る訳ですが多少でも聞いてもらわなければ、こちらも商売上がったりな感じもありますのでどうぞご辛抱ください!

(あなたに出会わなければよかったー!)

では問答無用で始めます。

 

この時期になると特番が多くなると思います。某人気番組の「格付けチェック」
ご存知ですよね?
その中に毎年高級ワインを当てるお題があるのですが、皆さんでしたら当てる自信はありますか?

実はこれ、かなり難しいかと思います。

理由はいくつかありますが、100万円近くのワインの対比で【5000円のテーブルワイン】とありますが、世にある5000円のワインって高級ワインの分類で味わいもハイレベルです。

そして何十年も熟成していた高級ワインはドライフラワーやタバコや枯葉。アニマルと呼ばれる動物香など至高の香りがありますが、万人受けするとも限りません。
ゲストが飲んで美味しい方を選んで不正解だったとしても頷ける所もあります。

 
そこで、今回は個人の嗜好が影響する味や香りは除いて
ワインの【外観】のみにスポットを当ててみます。

(※本来お客様にとってお酒は楽しめればそれで良い物で、知識や分析は必要ではないのですが、外観の取り方など知ってくださればもっと飲食は楽しい世界になると思っています)

 

朝誰かと会った時、「お、今日は元気だな!」「あれ?無理してるのかな?」など外観や表現から何と無く汲み取れる所ってありますよね。
これがワインでいう色調や輝き粘性の違いだったりします。

白ワインの場合、
【若干の緑色要素】があると、恐らくリリースしたてで若いな!とか
【黄色要素】が強いと空気を吸った樽熟成タイプか、もっと黄色が濃いと甘口かもなぁ。とか

【少しの気泡がグラスに付くと】多分2年以内の瓶詰めで、もしかしたらコルクじゃなくてスクリューキャップかも。
【液体の輝きが強い】と、酸味が強いのだろうか?
など、実際に飲まずともその表情から予想出来る事は意外と多いです。

(因みにこの手の話をする時は「かも」「多分」「恐らく」「もしかして」というワードを使いまくり予想がハズレた時の逃げ道を確保しておくのも大切です)
多種多様な外観に込められたメッセージを紐解いていき、味わいや香りを想像しながら注がれた液体に期待を膨らませる。
それだけで楽しくないですか⁉︎
それから実際に口に運んでみて
「予想ドウリデース!」
「オモテタノトチガイマース!」
とかやったりするのも楽しみ方の一つですね!

年末年始でお酒を飲む機会が増えてきます。
折角ですのでワインを注いでから口にするまでの間、ほんの一瞬でも構いませんので外観のたたずまいに目を向けてもらえれば、
きっと飲食の楽しさは倍増します。

ご興味ある方は是非ご覧になって下さい。


今年一年お世話になった方々、誠にありがとうございます。

皆様。酔いお年をお迎えください。