OISEAU BLEU YAMAGATA

ウエディング 2017/12/22

シェフの部屋 8

こんにちは。

オワゾブルー山形の料理長 横山恵一です。

 

早いもので12月も残りわずかになってきました。

忘年会シーズンを迎え忙しくなるこの時期、お酒を飲む機会が増え

寒さもあって、体調管理が難しくなると思われます。

 

カフェTREEも寒い季節には温かい食事をとメニューのリニューアルを考えています。

クリスマス後お披露目できるかと。

 

先日、毎月行っている婚礼試食会がありました。

その時にお越しくださった方からお褒めの言葉をいただきまして、

作り方を教えて下さいとのご要望が・・・

嬉しさのあまりイチから十まで全部教えちゃいました(笑)

 

それは何かと言いますと、

パンに添えてあるバターです。

 

オワゾブルーの料理コンセプトに栄養素があります。

フレンチならではの食材、バターや生クリームなどの高カロリーなものを

極力ひかえ目に幅広い年代層に喜んでもらえるような料理を提供しようと心がけています。

その取り組みのひとつとしてパンに添えるバターの軽量化です。

東京のフレンチレストランに行くと出されるバターにはひと手間ふた手間はあたりまえ、

なかにはどうやって作っているのだろうって思うようなものまであります。

オリーブオイルとも考えましたが私個人的にやっぱりパンにはバターをつけたい。

と試行錯誤しながらたどり着いたのが現在のかたち。

“ホイップバター”

この方法ですとバターの量は三分の一。生クリームを使わず豆乳クリームを使用。

クリームをホイップし空気を含ませることで口溶けがよくなり、口当たりが軽くなります。

バター本来の風味を残しつつカロリー軽減することができました。

女性のお客様向けに考えた事ですが以外にも男性の方からのうけが良く、何十回とありがたいお言葉を頂くことができました。

 

バターをカットして出すことは簡単で効率がいいかと思います。でも、効率だけをとってしまえば喜びや感動は生まれません。大変でも手間暇かけて得られる喜びを大切にしていきたいですね。オワゾブルーにお越しの際はぜひ注目してみてください。

 

2017年たくさんの方々から勉強させて頂きましたことをこの場をお借りして感謝申し上げます。来年は更なる飛躍をめざしていきます。ありがとうございました。